弘南線の終点である黒石駅は、側線が多く車両の留置も見られる堂々たる終着駅で、駅舎も鉄筋2階建ての立派なものです。本社所在駅である平賀と同様の貫禄を見せているといえましょう。
現在の黒石駅は、実質的に1面2線の頭端式ホームから成っています。【写真1】では左側にももう1つホームが見えますが、このホームは付け根付近でトイレのスペースに用いられているためまったく使われていません。
かつては、【写真1】左側旧ホームのさらに左側にもう1線あり、ここに川部からの黒石線が発着していましたが、同線廃止後に撤去されています。線路撤去後もしばらくは給油施設などが残っていましたが、駅前整備の際にこれも整理され、現在では検車庫の表示にその名を留めているのみです。もっとも、非電化だった黒石線用のため架線は引かれておらず、現在どのように使用されているのかはわかりません。
駅員が終日常駐しており、列車の発着前後に改札口がオープンします。窓口では各種乗車券類を販売しているほか、新聞なども販売しています。また、自動券売機も設置されています。
改札口前にはコの字状にベンチが並んでいます。
駅からの出口は北側と南側に設けられています。メインとなっているのは北口で、大きな駅前広場に路線バスやタクシーが発着し、また隣接するスーパーマーケットの出入口もあります。自家用車での送迎もスムーズです。
いっぽう南口は路地のような道路に出ます。市街地にはこちらのほうが近いのですが、利用者の多くは北口から出入りしているようです。
黒石は弘前藩の陣屋が置かれていた町で、現在も古くからの街並みがよく残っていることで知られ、観光客の訪問も見られます。
乗り場
南側(改札側から見て左手)から順に、1番線、2番線となります。
- 1-2.弘南線上り 平賀、弘前方面
駅名の由来
確認中。
歴史
国有鉄道の駅が戦前にあり、弘南黒石駅は40年近く遅く別の位置に設けられましたが、その後国鉄黒石線を弘南鉄道が継承(のちに廃止)したため、ここでは国鉄黒石線を含めて記述します。
- 【1912年8月15日】 国有鉄道(内閣鉄道院)黒石軽便線・川部-黒石間が開業、黒石駅開業。
- 【1950年7月1日】 弘南線・津軽尾上-弘南黒石(現、黒石)間が開業した際、「弘南黒石」駅開業。
- 【1984年11月1日】 国鉄黒石線(第1次特定地方交通線指定)から転換した黒石線・弘南川部-弘南黒石間が開業、接続駅となります。なお、国鉄時代の黒石駅は継承されず弘南黒石駅に統合され、渡り線が新設されています。
- 【1986年4月1日】 駅名を「黒石」に改称。
- 【1998年3月31日】 この日かぎりで黒石線廃止、再び弘南線単独駅となります。
周辺の見どころ
確認中。