大平の先で、津軽線は人跡稀なる小国峠を越えていきます。進めど進めど山林ばかりが続く区間ですが、川が形成した沢に沿って行くため、案外退屈しません。比較的長いトンネルを越えて今別町に入り坂を下り、右側に海峡線が見えてくるようになると、津軽二股駅に到着します。
島式ホーム1面1線があるのみのシンプルな無人駅です。かつては今別とほぼ同型の駅舎がありましたが現在ではなく、駅の西側に隣接して設けられた「道の駅いまべつ」が事実上の待合場所となっています。なお、道の駅ではJRの乗車券類は販売しておらず、車掌から切符を買うことになります(津軽線はワンマン化されていません)。
駅の入口には踏切があり、その先には築堤への登り口があります。ここを登ると、海峡線の津軽今別駅にいたります。双方はまったく別の駅で乗換駅とはなっておらず、旅客営業上も両者を同一とみなす特例(選択乗車など)は存在しませんが、相互の乗り換えは2分もあれば十分です。もっとも、木古内方面と蟹田方面の連絡は取られておらず、乗換駅として機能していないのも確かではあります。
駅の入口には「津軽二股駅」の表示がありますが、築堤上にある津軽今別駅に関する案内はありません。そのいっぽう、築堤上には「津軽今別駅」と大書されており、遠目には津軽二股駅は無視された形になっています。いずれにせよ、両駅共通といえる大きい駅前広場が設けられており、公園とトイレ、駐車場が整備されています。二股の集落は駅の南側に位置しており、駅前広場からは家などは見当たりません。
駅名の由来
この地を流れる今別川に支流が合流しており、そこに集落が形成されたことから付いた地名と思われます。
歴史
津軽線全通時に設置された駅です。
- 【1958年10月21日】 国鉄津軽線・蟹田-三厩間が開業した際に、津軽二股駅開業。
- 【1968年10月19日】 この日かぎりで貨物営業廃止。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 【1988年3月13日】 JR北海道海峡線津軽今別駅が開業しますが、津軽二股駅とは別の駅としての取扱いとなります。
周辺の見どころ
確認中。
2012年1月11日