長大な仙山トンネルを出てすぐのところに設けられているのが、面白山高原駅です。駅といっても周囲に集落が形成されているわけではなく、スキー場や登山客などの利用が大半という駅で、もともと臨時乗降場として設置されたものが通年営業の駅に格上げされたという経緯を持ちます。
当初はホームのみの駅でしたが、1988年1月に木造正八角形の駅舎が設置されました。付近の面白山スキー場開設に合わせたもので、内部には同社直営の飲食店も設置していたといいます[1]が、現在では単なる待合室の機能しか有していません。
片面ホームのみからなる無人駅で、ホームそのものは地平にありますが、凹地状になっている部分に駅が設けられているため、ホームから外に出るには、真っ赤に錆びたいささか頼りない階段を上ることになります。外に出るとすぐにスキー場の案内があり、リフトの乗り場があります。駅を降りてすぐにスキー場というわけです。
駅の脇にある滝の水音のみが聞こえるという静かな駅ですが、移動式の自動券売機が設置されています。
ホーム上には、仙山線工事に伴う慰霊の殉職碑があります。ホームの幅そのものはゆったりしており、時の経過を忘れてリラックスしながら次の列車を待つこともできます。もっとも、私が夏に下車したときには、自転車旅行中の一団が待合室を占拠しており、雰囲気のかけらもありませんでしたが。
停車列車 [2011年8月現在]
列車交換のできない無人駅ながら、快速が停車します。
駅名の由来
確認中。
歴史
当初は仮乗降場で、臨時駅を経て通年営業駅となりました。
- 【1937年11月10日】 仙山線全通に際して、面白山仮乗降場が設置されます。
- 【1975年3月10日】 通年停車となります(停車期間はそのつど時刻表に掲載)。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となり、この際に臨時駅となります(停車場「面白山駅」として正式開業)。
- 【1988年3月13日】 臨時駅から通年営業駅となり、あわせて駅名を面白山駅から「面白山高原」に変更。
- 【2011年3月11日】 東日本大震災が発生、仙山線が全線で運休。
- 【2011年4月23日】 仙山線・愛子-山寺間が復旧、仙山線が全線で営業再開。
周辺の見どころ
確認中。
- 『鉄道ピクトリアル』電気車研究会、No.495(1988年5月号)、96ページ。