作並を出ると、仙山線はいよいよ山の中へと分け入っていき、トンネルや橋梁、勾配などを繰り返して進むようになり、山岳路線の様相を呈していきます。新川渓谷沿いの木々に囲まれ、わずかに勾配が緩やかになっている位置に設けられているのが、奥新川駅です。
相対式ホーム2面2線から成る交換可能駅で、側線が設けられています。両ホーム間の行き来は構内踏切で連絡していますが(構内踏切には遮断機なし)、かつてはホーム間通路はホーム中ほどにあったようで、ホームの延伸に伴って移設されたもののようです。
駅舎は比較的新しい鉄筋コンクリート造のものです。すでに無人化されているものの、無人駅を前提としたものではなく、出札窓口もあるしっかりしたもので、建設当初は夏などオンシーズン限定で要員を派遣する形態を考えていたものと思われます。
自動券売機はなく、乗車駅証明書発行機が設置されています。
駅からは、未舗装の土の通路を通って道路へ出ます。駅前には食堂が2軒あるほか民家が数戸あるのみで、集落の体はなしていません。おそらく、新川ライン下りやハイキングの拠点としての利用に限られているものと思われます。
仙山線のうち仙台市内、すなわち宮城県内の区間はここまでで、この先にある長大な仙山トンネルを越えると、山形県内に入ります。
停車列車 [2011年8月現在]
普通列車のみが停車し、快速は停車しません。
乗り場
番線表示は確認できませんでした。
- (北側) 愛子、仙台方面
- (南側) 山寺、山形方面
駅名の由来
確認中。
歴史
仙山線全通当初からの駅です。
- 【1937年11月10日】 仙山線全通に際して開業。
- 【1971年3月31日】 この日かぎりで貨物扱い廃止。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 【2011年3月11日】 東日本大震災が発生、仙山線が全線で運休。
- 【2011年4月23日】 仙山線・愛子-山寺間が復旧、仙山線が全線で営業再開。
周辺の見どころ
確認中。
- 『全線全駅鉄道の旅5 東海道JR私鉄1900キロ』1990年、小学館、202-203ページ。