陸前原ノ町駅の東側で地上に出た仙石線は、宮城野貨物線をアンダークロスすると高架線に上がり、ほどなく苦竹駅に到着します。
相対式ホーム2面2線から成る駅で、カーブを描いたホームが高架上に、その直下を横切る国道45号線(仙塩街道)に接した高架下に駅舎が設けられています。ホームはコンクリートの舗装が荒れ気味など、古い印象を与えますが、駅舎までのアプローチはバリアフリー化され、また駅舎もきれいにリニューアルされていました。
駅の前には大きいネットカフェがあります。駅の南側には陸上自衛隊仙台駐屯地がありますが、駐屯地の入口は反対側にあるため、苦竹駅からのアプローチはできません。駅からほど近いところに宿舎がありますが、これも鉄道利用につながるものではないでしょう。
駅の周囲は住宅地になっており、高層マンションも見受けられます。
停車列車 [2011年3月現在]
快速(赤)列車は停車しません。
乗り場
北から順に、1番線、2番線となります。
- 1.仙石線下り 本塩釜、石巻方面
- 2.仙石線上り 仙台、あおば通方面
駅名の由来
苦竹の地名は、この付近一帯でとれる真竹が、淡竹(はちく)と違って、ゆがかないと苦くて食べられない
[1]ことによるといいます。
歴史
宮城電気鉄道以来の駅です。
- 【1925年6月5日】 宮城電気鉄道仙台-西塩釜間開通。この時点では駅設置なし。
- 【1943年2月28日】 停留場として開業。
- 【1944年5月1日】 宮城電気鉄道が国有化され、国有鉄道(運輸通信省)仙石線の駅となります。これに伴い、停留場から停車場へ変更、旅客のみの取扱い。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 【2011年3月11日】 東北地方太平洋沖地震が発生、仙石線が全線で運休。
- 【2011年3月28日】 仙石線のあおば通-小鶴新田間が復旧、営業再開。
周辺の見どころ
確認中。
- 村石利夫『JR・第三セクター 全駅名ルーツ事典』2004年、東京堂出版、471ページ。