陸羽東線と東北新幹線とがほぼ直角に交わっているところに設けられているのが、古川駅です。もともと旧古川市の玄関駅としては陸羽東線の陸前古川駅が長らく営業してきましたが、1980年11月に東北新幹線が開業した際、この陸前古川駅を新幹線との交差位置である東側へと移転させたのが現在の古川駅です。ここでは東北新幹線が東北本線と離れており、運賃計算や選択乗車など営業上の取扱いでは、東北本線小牛田駅と対応する関係にあります。
陸羽東線のホームは地平島式1面2線から成ります。中ほどを東北新幹線の高架が横切っているため、その部分は暗くなっています。ホーム上には待合室が用意されているほか、階段を下りて北側(小牛田方面乗り場側)にのみ、防風用の壁が一部設けられています。
いっぽう新幹線は3階部分にあり、相対式2面2線の中に通過線2線が通るという、新幹線中間駅の標準的なスタイルです。このうち上り線乗り場は島式ホームの内側のみを使用しており、外側は使用していません。
改札口およびコンコースは新幹線高架下に設けられています。改札口はいちおう一か所ですが、精算などを行う窓口を挟んで、正面右側が新幹線改札口、左側が在来線(陸羽東線)改札口となっています。このため、新幹線と在来線を乗り継ぐ際には、いちおう改札外乗り換えということになりますが、窓口じたいは同一です。
なお【写真3】左側に見える柱の左側には、在来線(陸羽東線)の列車が到着した際にのみ係員が立って集札を行う、在来線出口専用改札口があります。
駅前には大きな広場が設けられており、各方面への路線バスが発着しています。駅直近には商店街などが目立つものの、個々の賑わいは控えめなもので、やはり駅近くにある大型商業施設の利用者が多いようです。
かつての陸前古川駅の位置には貨物駅がそのまま残り、国鉄の分割民営化後もJR貨物の古川駅として継承されましたが、現在では駅としては廃止され、JR貨物のオフレールステーション用地として使われています。
新幹線高架下のうち陸羽東線よりも北側の部分には、商業施設が入っており、こちらはそれなりの賑わいを見せています。それでも、私が2011年7月に訪れた際には、同年3月に発生した東日本大震災以来休業となっている店舗もあり、いささか厳しい環境のように見受けられました。
停車列車 [2011年8月現在]
陸羽東線は、全列車が停車します。
東北新幹線は、基本的に仙台-盛岡間の各駅に停車する便のみが停車しますが、同区間で古川、一ノ関、北上にのみ停車する便も1往復設定されています。
乗り場
- 1.陸羽東線上り 小牛田方面
- 2.陸羽東線下り 鳴子温泉、新庄方面
- 11.東北新幹線下り 盛岡、八戸方面
- 12.東北新幹線上り 仙台、東京方面
駅名の由来
確認中。
歴史
確認中。
- 【1913年4月20日】 陸羽線(現、陸羽東線)小牛田-岩出山間が開通した際、古川駅設置。
- 【1915年6月11日】 駅名を「陸前古川」に改称。
- 【1980年11月1日】 小牛田側に移転、駅名を「古川」に再改称。
- 【1982年6月23日】 東北新幹線の大宮-盛岡間開通時に駅設置。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本およびJR貨物の駅となります。
- 【1996年3月15日】 この日かぎりで貨物列車の運行を終了、翌日より自動車代行輸送。
- 【2002年3月31日】 この日かぎりでJR貨物の貨物営業を廃止、古川コンテナセンターに業務移管。
- 【2011年3月11日】 東日本大震災が発生、陸羽東線および東北新幹線が全線運休。
- 【2011年4月3日】 陸羽東線が復旧、営業再開。
- 【2011年4月7日】 この日発生の余震により、再び陸羽東線運休。
周辺の見どころ
確認中。