青森市の市街地から離れた西の郊外に設けられた駅です。もともと、ここには駅は設置されていませんでしたが、国鉄末期に、将来の東北新幹線が延伸してきた際に連絡駅となるこの位置に、在来線の駅を先行設置したという経緯があります。
地平に在来線の奥羽本線が東西に、高架上に東北新幹線が南北に通っており、この両者が垂直に交差する形になっています。駅は3階建てで、2階がコンコースになっており、在来線はコンコースから下り、新幹線はコンコースから上ります。
東北新幹線としては終着駅ですが、将来的に北海道新幹線として延伸することもあって、島式ホーム2面4線から成る中間駅仕様となっています。ガラスを多用しているため採光がよく、また見晴らしもよいとのことですが、端側の乗り場に車両が入線すると眺望も採光もぐっと落ち、いささか味気ない、ある意味で新幹線らしい駅になってしまうのが残念です。
新幹線コンコースからは、改札口と在来線乗り換え改札があります。新幹線改札口前がゆったりしたスペースになっており、店舗や案内所が立地しているほか、東口および西口へと出ることができます。
いっぽうの在来線は、地平に島式ホーム1面2線が設けられています。かつては1面1線の何もない無人駅でしたが、東北新幹線延伸工事にあわせて大規模な改良が行われ、現在では列車の行き違いはもちろん、この駅で列車が折り返すことも可能になっています。このため、函館から青森までを結ぶ特急「スーパー白鳥」および「白鳥」が新青森まで乗り入れるようになりました。なお、これにあわせて新青森-青森間のみを特急自由席に乗車する場合、自由席特急券が不要という特例が設けられています。
在来線の改札口は新幹線に比べてコンパクトですが、こちらもガラス張りのオープンカウンター式有人改札が設置されるなど、しっかりした設備になっています。
青森駅へはひと駅移動することになりますが、青森駅周辺そのものが経済的に沈滞化している点は否めず、この新青森から直接自動車等で移動するというケースが多くなるものと思われます。地元では、青森駅周辺の再開発に重点を置いているとのことですが、新幹線接続のシャトル列車への要望などが増えてくるのでしょうか。
停車列車 [2010年12月現在]
奥羽本線
深夜に通る「トワイライトエクスプレス」を除き、全列車が停車します。
東北新幹線
終着駅なので当然ですが、すべての列車が停車します。
- 「はやて」 七戸十和田 ← 新青森
乗り場
奥羽本線
北側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.奥羽本線下り 青森方面
- 2.奥羽本線上り 弘前、秋田方面
東北新幹線
東側から順に、11番線、12番線…となります。
- 11.東北新幹線 盛岡、東京方面
- 12.東北新幹線 盛岡、東京方面
- 13.東北新幹線 盛岡、東京方面
- 14.東北新幹線 盛岡、東京方面
駅名の由来
特記事項なし。
歴史
国鉄末期に、将来の新幹線延伸を見越して設置された駅です。
- 【1986年11月1日】 奥羽本線の駅として開業。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 【2010年12月4日】 東北新幹線の八戸-新青森間が開通し、新幹線と奥羽本線の接続駅となります。
- 【2011年3月11日】 東日本大震災が発生、東北新幹線が全線で運休。
- 【2011年3月22日】 東北新幹線・盛岡-新青森間が復旧、営業再開。
- 【2011年4月7日】 この日発生の余震により、再び東北新幹線が運休。
- 【2011年4月13日】 東北新幹線・盛岡-新青森間が復旧、営業再開。
周辺の見どころ
確認中。