東九州の拠点駅

大分
おおいた
Oita

大分駅

 大分県の玄関口にして、東九州における鉄道交通の要衝になっているのが、大分です。日豊本線の複線区間はこの大分までですし、由布院や日田へ向かう久大本線、阿蘇山麓へ向かう豊肥本線の分岐駅でもあります。

 大分駅は長らく高架化工事が行われています。私が2008年11月に下車した際には、北側にある駅本屋と駅前広場、日豊本線ホームは以前と変わらぬままでしたが、久大本線および豊肥本線のホームが高架化されていました。ここでは、そのときの状況を中心に記しますが、今後も大きく変わっていくのは間違いありません。ただしこの整備事業も、駅周辺の区画整理が難航し、大幅に遅れています。

 駅本屋は、北側に設けられている鉄筋コンクリート造3階建て一部4階建てのもので、地平にコンコースが設けられ、きっぷ売り場や売店などが改札口を中心にまとまっているという、古典的な拠点駅のスタイルを取っています。国鉄標準型ともよぶべきスタイルで、コンコースを広く取るタイプの駅が増えている中、40年近く大きな変化がないというのは驚きです。

 現在は、改札口に自動改札機が入っていますが、これは2008年11月現在、大分県内で唯一のものとのこと(大分駅の駅員氏談)。自動改札機は扇状に設置されているのが特徴で、天井には地元Jリーグチーム「大分トリニータ」のロゴが大書されています。

大分駅中央改札

大分駅中央改札。《2008年11月3日撮影》

 日豊本線のホームは地平にあり、従来から大きく変わることなく使用されています。各ホームとの間は地下道で連絡しており、これ自体は珍しいものではありませんが、駅本屋が駅ビル形式になっているにもかかわらず跨線橋がないのは、珍しいといえましょう。ホームと地下道の間にもエレベータはなく、バリアフリーの観点からも、お世辞にも利用しやすい駅とは呼べない状況です。

大分駅日豊本線ホーム

大分駅日豊本線ホーム(3・4番線)。左側は上り普通列車、右側に見えるのは特急「ソニック」です。《2008年11月3日撮影》

 いっぽう、久大本線および豊肥本線のホームは高架化されており、日豊本線ホームとは離れています。このため、久大本線や豊肥本線の列車から日豊本線に乗り換える場合、いったん高架ホームから地上に降り、現在は使われなくなったホームを通って地下道へ向かい、ここから連絡する形になります。

 久大本線および豊肥本線は島式ホーム2面3線ですが、透明なガラスやアクリルなどを多用して採光をよくしており、全体をアイボリーホワイトにまとめた、スマートな空間になっています。国鉄らしさが残る地平ホームとは大きく違っており、これがほんとうに同じ駅なのだろうか、とさえ思います。この高架ホームには、当然ながらエレベータが設置されています。なお、豊肥本線を走る特急「九州横断特急」は、日豊本線に入り別府へ乗り入れるため、地平ホームに発着します。

大分駅久大本線および豊肥本線ホーム(7・8番線)。《2008年11月3日撮影》

 かつては、駅敷地内に貨物ホームや車両基地があり、数え切れないほどの線路上にたくさんの車両が留置され、転車台を備えた機関庫までありましたが、現在ではそれらの機能の多くが移転しており、ガランとして寂しくなっています。

 なお、大分駅には南側にも出口が設けられています(こちらは未確認)。

停車列車 [2008年12月現在]

日豊本線

 小倉方面へ向かう特急列車の多くは、大分始発となっています。

久大本線

 すべての列車が大分止まりとなります。

豊肥本線

 特急「九州横断特急」は、日豊本線別府まで入ります。

乗り場

 駅本屋側(北側)から順に、1番線、3番線…となり、5番線までが地平、8番線以降が高架ホームです。2番線は欠番。発車方向については確認中。

駅名の由来

 確認中。

歴史

周辺の見どころ

 確認中。

2003年10月18日
2009年1月2日、写真を追加のうえ加筆修正

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