指宿方面からトンネルを抜けてすぐ、海と崖の間のごく狭小なスペースに設置されている有人駅です。
列車の交換が可能であるほか、鹿児島中央・指宿方面からの列車の大半がこの山川で折り返す格好になっています。歴史的にも、山川以北が戦前、山川以西が戦後の路線となっていますが、運転系統も大きく分かれており、山川以西の列車本数は大きく減っています。
駅舎はコンクリートブロック造りで、南国らしさを強調したペインティングやオブジェなどが随所に見られます。もっとも、構造物が高度経済成長期の公共建造物らしく無機質なものなので、やや寒々しいのが残念。駅舎の脇には“日本最南端の有人駅”という標柱がありますが、やはり最南端の駅といえば、2つ先の西大山でしょう。

山川駅に停車中のディーゼルカー。《2005年3月7日撮影》
駅は山川の市街地から大きく離れており、駅前には時代を感じさせる観光客相手の食堂が数戸建つのみです。山川の中心街は駅から遠望できる砂嘴の尖端付近で、カツオ漁業の拠点となっています。山川町内には各地で温泉が湧出しており、指宿とともに砂むし温泉が人気。
コメント準備中。
指宿線の終着駅として1936年3月に開業しました。この先の区間が開通したのは、戦後の1960年になってからのことです。
山川駅周辺一帯に湧出する温泉。
【成川郵便局】駅から南西へ、徒歩10分。未訪。
2005年4月25日
ご意見、ご感想などは、脇坂 健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2007 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.