神戸高速鉄道

 神戸高速鉄道は、1958年10月に、阪急阪神神戸電鉄(神鉄)山陽電気鉄道(山陽)の4社と神戸市によって創設された第3セクター企業で、本社は神戸市中央区にあります。4社の相互乗り入れを円滑に行うために新会社が設置されたもので、乗り入れ専門鉄道会社のモデルケースとなりました。開業当初から車両は1両も持っていません。開業は1968年4月7日で、同時に山陽の西代-兵庫が廃止になっています。なお、阪急と阪神が阪急阪神ホールディングスの子会社、神鉄が阪急電鉄系列、山陽が阪神系列のため、現在では実質的に神戸市と阪急阪神ホールディングスの両者が大株主となっています。

 全区間が第三種鉄道事業となっています。このうち、上記4社が乗り入れている東西・南北両線は、独自の営業案内を行っており、駅業務も実質的に自社で行っているなど、全国でも珍しい形態になっています。これは、現行法による鉄道事業分類が成立する以前から、神戸高速鉄道が車両を持たず設備を使わせるのみという形態だったためです。なお、駅業務は第二種鉄道会社が形式上担当し、これを神戸高速鉄道が委託するという形式になっています。このため、例外的に独自の鉄道会社として乗車対象としました。

 ほぼ全区間が地下を走っており、実質的に神戸市内のメイン区間を走る地下鉄とよんでいい存在です。相互乗り入れを前提としているために運賃が低廉に設定されているのが特徴で、このため三宮から西代までの区間のみを利用する場合は安い運賃で乗車できますが、3社以上の乗り継ぎとなるケースも多いうえ、特に山陽から神戸市内へ乗り入れる際には神戸高速の上乗せ分が大きいため、実際には割安感を持たれることはあまりないようです。また、震災で壊滅的な被害を受け全面的に改修された大開をのぞき、駅が全体的にくすんだ雰囲気となっているのも残念。

 なお、新神戸-谷上も第三種鉄道事業となっていますが、こちらは北神急行電鉄が列車の運行業務を行っているため、除外しています。

(2004年10月4日)
(2006年10月14日、加筆修正)

★1989年8月7日、西代にて完乗。2003年9月24日、高速長田にて全駅乗降。全駅の写真を掲載しています。

東西線

 高速神戸で分岐し、ここから東は阪急三宮方面と阪神元町方面に分かれています。

駅一覧

西代高速長田大開新開地高速神戸花隈三宮

[高速神戸]-西元町元町

乗車履歴

南北線

 新開地から湊川までの1駅のみで、中間駅はありません。実際には湊川止まりの列車は皆無で、湊川駅は神鉄が管理していることを考えると、神鉄の新開地側1駅が別会社になっているだけとみるほうがわかりやすいでしょう。

駅一覧

[新開地]-湊川

乗車履歴

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