東海道本線と福知山線、JR東西線が分岐する駅で、各系統の列車が相互に連絡しています。民営化当時までは、東海道線は普通列車のみが停車する小駅で、薄暗い地下道を通って木造の小さな駅舎に出入りしていたのですが、現在は再開発が完了して巨大な橋上駅舎へ変貌を遂げており、かつてのおもかげはまったくありません。
ホームは島式ホーム4面8線から成ります。改札は1個所のみで、出口は南北に設けられています。
駅名こそ「尼崎」で、JTB発行の時刻表は「国鉄監修 交通公社の時刻表」時代から一貫してこの駅を「市の中心駅」としていますが、尼崎市の中心街は阪神尼崎駅、行政の中心への最寄り駅は立花駅であり、尼崎駅は交通の要衝というに過ぎません。
駅の北口は、かつての工場跡地の再開発が進んでおり、阪神百貨店を中心とした一大ショッピングセンターの建設が進められているほか「カルフール尼崎」へのアクセス拠点ともなっています。いっぽう南側は、家電量販店「ミドリ電化」の店舗が建ちバスターミナルが整備されているものの、比較的古くからの街並みが残っています。
なお、福知山線尼崎港支線の尼崎駅は離れた場所にありました。1998年ごろまでは、同線が走っていた土手がほぼそのまま残っていましたが、現在はかなりの部分が崩されているようです。
停車列車
確認中。
乗り場
確認中。
駅名の由来
確認中。
歴史
大阪-神戸間に鉄道が開通した直後に設置されました。
- 【1874年6月1日】 住吉とともに開業。当時の駅名は「
神崎 」でした。 - 【1893年12月12日】 阪鶴鉄道によって尼ヶ崎(のちの尼崎港、現在は廃止)-池田(現、川西池田)間が開通、長洲駅設置(貨物扱いのみ)。
- 【1898年6月8日】 阪鶴鉄道の神崎-塚口間が開通、同鉄道の列車が官設鉄道に乗り入れ開始。
- 【1905年7月12日】 この日かぎりで阪鶴鉄道長洲駅廃止。
- 【1907年8月1日】 阪鶴鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省帝国鉄道庁)の駅に統合されます。
- 【1911年9月6日】 阪鶴線の塚口-尼ヶ崎間が旅客営業を開始、これに伴い東海道本線との交差部南側に神崎(尼ヶ崎線乗降場)を設置。
- 【1915年3月11日】 尼ヶ崎線乗降場について、三田-尼ヶ崎間各停車場発着旅客についてのみ取扱うこととなります。
- 【1949年1月1日】 駅名を「神崎」から「尼崎」に、「神崎(尼ヶ崎線乗降場)」から「尼崎(乗降場)」に改称。なお、かつての尼ヶ崎駅は同日「尼崎港」と改称。
- 【1954年12月1日】 尼ヶ崎線乗降場の旅客取扱区間制限廃止。
- 【1967年10月1日】 尼崎-尼崎市場間の貨物支線開業。
- 【1969年4月30日】 書類上、尼ヶ崎線乗降場を尼崎駅本体に統合。
- 【1980年9月30日】 この日かぎりで尼崎-尼崎市場間の貨物支線廃止。
- 【1981年3月31日】 この日かぎりで塚口-尼崎港間の旅客営業廃止。
- 【1984年1月31日】 この日かぎりで塚口-尼崎港間廃止。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本およびJR貨物の駅となります。
- 【1997年3月8日】 JR東西線(京橋-尼崎)が開通。これに伴い、東海道本線の新快速および快速が全便停車。
- 【1997年9月1日】 福知山線宝塚方面の線路移設。これに伴い、福知山方面への特急および急行が全便停車。
- 【2005年4月25日】 福知山線尼崎-塚口間で福知山線脱線事故発生。これに伴い、尼崎-宝塚間が運休(~6月19日)。
周辺の見どころ
確認中。
その他
- 第4回「近畿の駅百選」(国土交通省近畿運輸局)選定駅。