古い木造駅舎が出迎える、これまた水田の中にある駅です。駅舎はかなり老朽化しており、私がこの駅を訪れた際には雨漏りがひどく、雨宿りには支障がないという程度でした。そんな駅舎の中には、北条鉄道に関する新聞のスクラップなどが掲示されているほか、自転車が数台置かれていました。

法華口駅遠景。屋根瓦がはがれたため、屋根にはシートがかぶせられています。《2007年7月14日撮影》
かつては列車交換が可能で、いまも対向ホームがそのまま残っています。現在、この駅で列車交換設備を復活させる計画が持ち上がっています。対向ホーム跡には大きな樹が植わっていました。

法華口駅ホーム。《2007年7月14日撮影》
駅は周辺の道路から少し奥まったところにあり、ゆったりしたスペースの駅前広場があります。もっとも「広場」という整備されたものではなく、駅へのアプローチも舗装がかなり荒れているのが実状で、かつてはこの駅も集落の玄関として機能して“いた”ことをうかがわせるのみとなっています。
駅の周辺には水田が広がっていますが、駅のすぐ脇で国道と県道が交差しているため、ドライブインやコンビニなども立地しています。
国宝三重塔を要する法華山一乗寺の最寄り駅であることから付いた駅名です。ただし一乗寺は法華口駅から5kmほど離れており、駅前の常駐タクシーもなく、観光拠点には成り得ていません。一乗寺へは、姫路駅前からの路線バス利用が便利です。
播州鉄道が粟生-北条町を開通させた際に設置された駅です。当初は一般駅でしたが、1962年2月末かぎりで貨物営業が廃止されています。
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2007年12月23日
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