東急目黒線と大井町線が交差する駅で、行政区画では大田区と目黒区の境界線上に位置しています。目黒線の急行が停車します。
かつては地平にホームがあり、目蒲線(当時)と大井町線の両島式ホームがそれぞれ平行に並ぶという単純な構造になっていましたが、その後乗り場は地下化され、ホームも方向別に設けられたため利便性が非常に高くなりました。
コンコースは1階に設けられており、商店街から続く道と接しています。長らく地平駅だったために市街地が駅の北側と南側で完全に分かれており、北側はまっすぐ延びる商店街が線路と垂直方向に進み、南側は東京工業大学のキャンパスとその周辺に密集する商店が軒を連ね、そのちょうど分かれ目に駅が位置しています。
メイン改札(正面口)のほか、駅の北東側にも、自動券売機と自動改札機のみから成る出口(東急病院口)があり、こちらは東急病院へのアクセスに便利です。

大岡山駅東急病院口。《2007年4月15日撮影》
地下には島式ホーム2面2線が設けられています。このうち外側が目黒線、内側が大井町線で、目黒線にはホームゲートが設けられています。目黒方面行きと大井町方面行き、武蔵小杉方面行きと二子玉川方面行きは同一ホームで乗り換えできるのが便利。コンコースへのアクセスはホームの東端部(目黒・大井川方)にのみ設けられていますが、これとは別にホーム西端には乗り換え連絡通路があります。

大岡山駅ホーム。外側(ホームドアあり)が目黒線、内側(ホームドアなし)が大井町線です。《2006年5月5日撮影》
東京工業大学が目の前にあるため、学生の利用が目立つ駅です。
現在駅舎は工事中ですが、2007年11月に東急病院が移転する予定となっており、開院すると駅上部に病院を開設するのは日本で初めて
とのこと(東京急行電鉄プレスリリースによる)。
大岡山の地名は、周囲に比べてやや標高が高くなっているためについたものと思われます。
目黒蒲田電鉄が目黒-丸子(現・沼部)を最初に開通させた際に設置された駅です。大井町線は1927年7月6日に大井町-大岡山が開通し、さらに1929年12月25日には大岡山-自由が丘が開通しました。
ホームが地下化され方向別となったのは、1997年6月27日のことです。
駅から南へ、徒歩1分。理工系の単科大学としては非常にゆとりのあるキャンパスには緑が豊かで、このキャンパスをねぐらにしている野鳥を多数見ることができます。本館は、表現主義と古典主義を折衷させたような、威厳ある落ち着いた建造物として貴重。駅周辺の散策の際にのぞいてみることをおすすめします。
2003年5月27日
2007年4月23日、写真を追加のうえ加筆修正
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