下今市から分岐した単線の鬼怒川線は、右へとカーブを描いて大谷(だいや)川をわたると、ほどなく大谷向に到着します。対向式ホーム2面2線から成る駅で、上下ホームは跨線橋で連絡しています。
下りホームには、小さな待合室の附属した簡素な駅舎がありますが、無人化されて久しいうえに新しく立て直されたものなので、風情も何もありません。ちゃんとした出札窓口が整備されていますが、使われることはほとんどないようです。
ホームは古いものが使われていますが、駅のすぐ近くまで家が迫っており、なんとも窮屈な感じです。
いっぽう、上りホームからも直接外に出ることができますが、こちらには駅舎も何もなく、階段が駅脇の道路へ降りているだけです。

上りホームには南口があり、ホームから直接外へ出ることができます。《2005年9月18日撮影》
駅の周辺は畑作地帯で、民家は多いものの、今市市の郊外というよりは農村地帯の雰囲気が濃厚です。駅のすぐ脇を国道461号線が走っており、埃っぽい印象があります。
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現在の大谷向駅の前身にあたる今市駅は、1917年1月に下野軌道の始発駅として開業しました。その後、大谷向と改称した同駅から、1919年10月1日には新今市(現在は廃止)まで延長され、今市の中心街へ乗り入れを果たしています。なお「駅名事典 第6版」では、開業年月日を1931年3月1日としていますが、その由来は不明です。
特になし。
【今市大谷向郵便局】駅から北へ、徒歩5分。未訪。
2005年10月16日
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