京成電鉄の都心側ターミナルです。始発駅である京成上野が上野公園直下で、他線への乗り換えの便があまりよくないため、特に成田空港へのアクセスルートの玄関口としては、この日暮里のほうが重視されています。京成上野からカーブを描きつつ地下線を通ってきた京成線は、地上に出ると、新幹線から電車までびっしりと線路が並ぶJRの上を越えて東側にまわり、JR日暮里駅の東側にある日暮里駅に到着します。他社の駅が先に設けられている場合は「京成××」という駅名にするのが京成駅のパターンですが、ここだけはなぜか単純に「日暮里」という名称になっています。
かつては地平に島式ホーム1面2線がありましたが、乗降ホームが同じであるため、朝のラッシュ時には通勤客と空港利用客が混在して混雑が激しく、また待合スペースが狭隘であるなどの問題があったため、駅を拡張する必要が生じました。しかし、駅の東西ともにスペースの余裕がまったくないため、3階建ての高架駅となりました。
1階が上りホーム1面1線、2階がコンコース、3階が有料特急用ホームと一般用ホームを分離した下りホーム2面1線です。コンコースをはさんで上下にホームが並ぶというのは珍しく、特に方向別に上下を分けているのは、工事に伴う一時的な線路切り替えを行う場合を除けば、おそらく日本でも例がないのではと思われます。有料特急用ホームへの入口には改札内ラッチがあり、スカイライナー、シティーライナーおよびイブニングライナーの特急券を所持している旅客のみが入れるようになっています。なお、2階のコンコースは基本的に大改造前と同じで、京成の改札口のほか、JRとの間には連絡改札が設けられています。
なお、工事中はエスカレータを停止したため、代替措置として赤帽を配置したといいます[1]が、これはおそらく日本で最後の赤帽でしょう。
停車列車 [2010年9月現在]
全列車が停車します。※=シティライナー、モーニングライナー、イブニングライナーを含む。
乗り場
地平は0番線、2階は1番線、2番線です。
- 0.京成本線上り 京成上野方面
- 1.京成本線下り(スカイライナー、シティライナー、イブニングライナー専用) 京成津田沼、成田空港方面
- 2.京成本線下り(一般列車用) 京成津田沼、成田空港方面
駅名の由来
JR東日本-東北本線:日暮里を参照のこと。
歴史
- 【1931年12月19日】 京成電気軌道の日暮里-青砥間が開通した際に開業。
- 【1933年12月10日】 上野公園-日暮里間が開業、中間駅となります。
- 【1945年6月25日】 社名が「京成電鉄」に改称、同社の駅となります。
- 【2009年10月3日】 下りホームを3階の相対式2面1線に移動。
周辺の見どころ
JR東日本-東北本線:日暮里を参照のこと。
- 三枝紀生・今城光英「対談 京成電鉄の鉄道事業を語る」『鉄道ピクトリアル』電気車研究会、No.787(2007年3月臨時増刊号)、20ページ。