大きなターミナルを備える堂々とした中間駅

府中
ふちゅう
Fuchu

府中駅

 2面4線からなる高架駅で、2階がコンコース、3階がホームとなっている。大きなペデステリアンデッキが北側に広がっており、バスやタクシーの乗り場がその下に入る。デッキに立つと、駅全体が高層ビルに取り囲まれている感じになる。府中駅の南側には、武蔵国総鎮守である大國魂神社があり、ケヤキやイチョウの巨木が多い。

 府中の名は、武蔵国の国府が設置されたことに由来している。府中が市制を施行したのは1954年4月1日だったが、直前の同年3月31日は広島県でも府中市が市制を施行しており、長らく同一市名併存不可という大原則の唯一の例外となってきた(2004年6月現在、沖縄県で「宮古市」の市制施行が予定されており、岩手県宮古市と併存することになる)。

乗り場

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駅名の由来

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歴史

 1916年に京王電気軌道の終点として開業したが、のちに玉南電気鉄道のターミナルが1925年に開業、軌間の異なる両線の乗換駅となった。軌間が変更され直通運転が行われるようになったのは、1928年のことである。

周辺の見どころ

馬場大門ケヤキ並木

ケヤキ並木

ケヤキ並木。《2004年8月26日撮影》

 駅下車西口すぐ。大國魂神社の参道に沿ってケヤキの大木がずらりと並んでおり、国の天然記念物に指定されている。源頼義・義家父子が安部一族を平定した際に大國魂神社へ寄進したのが由来といわれ、義家の像が建てられている。両脇は銀行やショッピングセンターが建ち並ぶ繁華街となっている。

下河原緑道

下河原線跡

下河原線跡。《2004年8月26日撮影》

 駅下車北西徒歩8分。旧国鉄武蔵野線、通称下河原線の廃線跡が緑道として整備されている。同線は1920年5月6日に開通した貨物線で、その後東京競馬場前行きの旅客列車も運行されたが(1973年3月31日かぎり廃止)、1976年9月19日かぎりで廃止された。

その他

【武蔵府中郵便局】駅北西へ徒歩6分。風景印あり。2004年9月15日訪問。

2004年6月1日
2004年8月27日、加筆修正

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