根知の先でもう一度谷を越えると、今度は山が完全に左右に分かれます。小学校が目に入るようになると、頸城大野駅になります。
片面ホームのみから成る棒線駅です。大糸北線内の各駅は、いずれも交換設備の跡がうかがえますが、この頸城大野は線路を挟んだホームの向かい側がすぐに水田と成っており、その痕跡はありません。糸魚川方に側線跡が設けられており、かつてこの駅でも貨物を取り扱っていた名残と成っていますが、根知と異なりすでに線路は撤去されています。
ホームには四季折々の花が植えられており、車内からも楽しむことができます。ただし冬季にはさすがに無理とみえ、花壇は空っぽでした。
駅舎は木造平屋建ての古いもので、根知や小滝と似ているもののいくぶん小ぶりです。そのかわりというわけではないですが、下見板貼りの外壁が現在でもそのままで、ホーム側からも事務所跡の様子がよくうかがえ、おそらく開業当初からの駅舎が原形をよくとどめているといってよいでしょう。
駅の周辺はまとまった集落になっており、JAの支店などもあります。一帯は田畑が広がっていますが、ここから北にかけては工場が多く立地しています。もっとも、工場への通勤に大糸線を利用するケースは非常に少ないものと思われますが。
駅名の由来
確認中。
歴史
- 【1934年11月14日】 国有鉄道(鉄道省)大糸北線糸魚川-根知が開通した際に、一般駅「頸城大野」が開業。
- 【1972年10月1日】 この日かぎりで貨物営業廃止。
- 【1987年4月1日】 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。