かつての北小谷村の玄関駅にあたる駅です。
片面ホームのみからなる棒線駅です。木造平屋建てのシンプルな駅舎があり、駅舎内にはベンチとごみ箱が置かれていますが、それ以外には何もありません。かつての事務所がそのまま残っていますが、今では何も使われていないようです。大糸北線のほかの駅とは異なり、玄関部分には車寄せはなく、その代わりに入口部分が中に引っ込む形状になっています。
駅直近には授産所があるほか、民家が1軒あるのみで、集落はまったく形成されていません。駅前の旧国道から姫川をわたった先に集落があり、国道沿いには「道の駅」があるほか、天然温泉も湧出しています。ただし国道の通行量が多いうえに歩道が頼りないことこのうえないといった状況を考えると、鉄道での利用をお勧めできる施設ではありません。
旧北小谷村は、かつて「稗田山崩れ」といわれる大規模な土石流災害により、複数の集落が消滅するなど壊滅的な打撃を受けました。私は幸田文の『崩れ』を読んでいたので記憶に強く残っていますが、自然のちからのおそろしさなど忘れさせるかのように、北小谷駅ホーム目の前の河原は、ゆったりと少量の水流が浸っているのみです。
駅名の由来
確認中。
歴史
- 【1957年8月15日】 国鉄大糸線中土-小滝が開通した際、一般駅として「北小谷」駅開業。
- 【1973年12月14日】 この日かぎりで貨物営業廃止。
- 【1987年4月1日】 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となります。
周辺の見どころ
いろいろとありそうですが、不用意に出歩くのは危険なので、ここでは割愛します。