かつての玄関駅は道南の拠点駅に変貌

函館

はこだて
Hakodate
函館駅
▲函館駅駅舎《2011年11月17日撮影》
函館駅ホーム
【写真1】函館駅ホーム。頭端式ホームの頭端部に改札口へ向かう通路があります。《2011年11月17日撮影》

かつては青函連絡船と函館本線の連絡駅として、北海道の南の玄関口として機能した駅です。本州と北海道の間の旅客移動の主力が航空機となり、貨物および一部の旅客も青函トンネル開通とともに海峡線利用へシフトした結果、今では道南地区拠点としての玄関駅という位置づけになっています。

地形の関係上、函館本線、江差線(津軽海峡線)の双方が北から合流し、市街地の中心部へと進む形で設けられているため、この両線を直通する列車はスイッチバックする必要があります。もっとも、この函館に乗り入れてスイッチバックする列車は、今や寝台特急「北斗星」、臨時寝台特急「カシオペア」、それに夜行急行「はまなす」の3便に留まっています。これは、トンネルを越える昼行優等列車は全便が電車であるいっぽう、非電化の函館本線を走る昼行列車は全便がディーゼルカーとなっているためで、これらの便はおおむね同一ホームの反対側で乗り換えられるようになっています。

函館駅通路
【写真2】函館駅通路。通路とホームの間には防寒用の扉があります。《2011年11月17日撮影》

頭端式ホーム4面8線から成る地平駅で、各ホームの先端に左右へ連なる通路が設けられており、この通路の東側に駅本屋があります。ホームから通路、改札口、そして駅前広場にいたるまでフルフラットを実現しており、大きな荷物を抱えて移動することの多い旅客にも便利です。この点は、青函航路廃止後も同じ通路を使っている対岸の青森とは対照的です。

道内では比較的気候が温暖な函館とはいえ、特に冬の朝晩には冷え込みが厳しいことから、各ホームと通路の間には扉が設けられており、防寒面での配慮が見られます。通路からホーム側は完全にガラス張りになっているため、どのホームに列車が入っているかが一目でわかり、また採光も確保されています。当然ながら、それぞれのホームへの扉の前には、それぞれ列車案内表示が設けられています。

函館駅改札口
【写真3】函館駅改札口。《2011年11月17日撮影》

2003年6月に改築された現駅舎は、JR北海道が提携しているデンマーク鉄道との共同作業によりデザインされたもので、新千歳空港小樽築港に次ぎ3番目の例です。中央に設けられた円筒がアクセントとなり、黒やグレーを基調にところどころ赤のアクセントを入れています。自動改札機が導入されています。

改築前の高い天井による開放感を残すためか、改札口コンコースの上には大きな吹き抜けが設けられ、また玄関側は大胆なガラス張りになっており、明るくなっています。駅舎内には「みどりの窓口」や「ツィンクルプラザ」のほか、函館市観光案内所、飲食店や待合室が設けられており、特急列車の発着時を中心に、人の行き来が盛んに見られます。待合室は、国鉄時代は24時間開放されていたといいますが、その後は夜間になると列車利用者のみに利用を限定、夜行急行「はまなす」が発車すると閉鎖されていました。現在の運用については未確認です。

函館市は中核市に指定されている拠点都市ですが、人口は減少傾向にあります。産業の大きな部分を担っている観光についても、交通の便のよい小樽などに比べると地味である点は否めず、駅前にも空きビルや空き店舗はもちろん、空き地になっているところが多く、空洞化が著しくなっています。

北海道新幹線が開業した暁にターミナルとなる新函館駅は、渡島大野駅に設けられるといいます。2011年12月現在、経営分離問題について函館市は明確な態度を表明していませんが、新幹線開業後の函館駅はどんな姿になるのでしょうか。

停車列車 [2012年1月現在]

全列車が停車します。なお、寝台特急「トワイライトエクスプレス」は函館駅を通らず、五稜郭駅で江差線と函館本線に接続します。

乗り場

東側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線…となります。普通列車と優等列車で発着番線が分かれているのが特徴です。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

周辺の見どころ

確認中。

【函館本線】 函館五稜郭桔梗大中山七飯渡島大野仁山大沼大沼公園赤井川駒ヶ岳東山姫川桂川石谷本石倉石倉落部野田生山越八雲鷲ノ巣山崎黒岩北豊津国縫中ノ沢長万部二股蕨岱黒松内熱郛目名蘭越昆布ニセコ比羅夫倶知安小沢銀山然別仁木余市蘭島塩谷小樽南小樽小樽築港朝里銭函ほしみ星置稲穂手稲稲積公園発寒発寒中央琴似桑園札幌苗穂白石厚別森林公園大麻野幌高砂江別豊幌幌向上幌向岩見沢峰延光珠内美唄茶志内奈井江豊沼砂川滝川江部乙妹背牛深川納内伊納近文旭川

《乗り換え》函館市-本線:函館駅前

2003年9月10日
2012年1月4日、写真を追加のうえ加筆修正

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